ードラム式洗濯機が排水できない原因は詰まり!5つの対処法を解説ー
2024.2.9
「ドラム式洗濯機の使用中に、突然排水ができなくなってしまった!」
いきなり洗濯ができなくなってしまったら、困りますよね。実はその原因は、故障ではなく「詰まり」かもしれません。詰まりによるトラブルであれば、自分で解消したり、日々のメンテナンスで予防したりすることができます。
そこで今回は、ドラム式洗濯機で排水ができない原因とすぐにできる対処法について詳しく解説します。ドラム式洗濯機の詰まりでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
ドラム式洗濯機が排水できない原因は「詰まり」
ドラム式洗濯機が排水できなくなってしまったら、「詰まり」が原因の可能性が高いです。
実はドラム式洗濯機は節水型のため、排水される水は縦型洗濯機よりも少なくなります。そのため、糸くずや皮脂などが流れにくく、詰まりのトラブルが起きやすくなっています。
まずは、ドラム式洗濯機で詰まってしまっている可能性が高いところを3つ紹介するので、チェックしてみてください。
排水口の詰まり
まずは、排水口をチェックしてみましょう。掃除不足で、排水口周辺にゴミが溜まってしまっているかもしれません。
もしも洗濯機などで隠れて排水口が見えない場合は、防水パンを確認してみましょう。正常な状態では濡れていることはないので、防水パンに濡れたあとがあれば、排水口が詰まっているサインかもしれません。
そのままにしておくと、浸水などの恐れもあるので、早めにゴミを取り除くようにしましょう。洗濯機の排水口は、定期的に掃除する必要があります。自力で掃除できない場所にある場合は、業者に依頼しましょう。
排水ホースの詰まり
排水口の詰まりがなければ、排水ホースを見てみましょう。排水ホースが折れまがったり、つぶれたりしていませんか?また、排水ホースが立ち上がって、逆流して排水を妨げているポイントはありませんか?
排水ホースを外してみて、中にゴミが詰まっていないかどうか確認してみましょう。掃除をしないまま放置していると、ホースの中に汚れがどんどん重なっていき、水の通り道が狭くなってしまいます。そして排水ホースのどこかで水がせき止められている場合、排水エラーとなる可能性が高いです。
ドラム式洗濯機は縦型洗濯機に比べると、使用する水の量が少ないため、排水にも勢いがありません。そのため、細かいゴミや汚れが排水ホース内に残ってしまい、詰まりの原因になります。
排水(糸くず)フィルターの詰まり
ドラム式洗濯機の排水フィルターは、大抵の場合は正面から見てわかるところにあります。下部についており、洗濯するたびにゴミがたまる仕組みになっているので、毎回ゴミを取り除く必要があります。
排水フィルターをこまめにお手入れしていたとしても、何かが引っかかっていると、排水トラブルにつながることも。特にマスクや小銭、ヘアピンなどの詰まりが非常に多いです。
また、排水フィルターにドロドロ汚れが溜まって排水できないときがあります。ドロドロ汚れは、洗剤の溶け残りなどが原因です。
ドラム式洗濯機が排水できないときの対処法
ドラム式洗濯機が排水できないときの対処法を5つ紹介します。日々のメンテナンスで詰まりの予防もできるので、普段から意識してみてください。
①排水(糸くず)フィルターの掃除
排水フィルターの掃除は、洗濯中に行うことはできません。
洗濯層や排水経路に水が溜まっている状態で排水フィルターを外すと、中の汚れた水が出てきます。そのため、必ず洗濯機の中身が空の状態で行ってください。給水栓を止めてから排水フィルターを掃除すると安心です。
②排水口の掃除
洗濯機用の排水口は、見えにくい場所にあることが多いので、汚れの蓄積があっても気付きにくいです。
下記のようなサインには要注意です。
・排水が遅くなった
・防水パンに水が溢れている
・洗濯機の下から悪臭がする
これらを放置しておくと、カビや悪臭、浸水のトラブルにつながるので、最低でも1か月に1回は掃除を行いましょう。
③排水ホースの洗浄
排水ホースは、少しづつ汚れが蓄積されていき、時間が経つとヘドロになって固まっていきます。放置して使い続けると、悪臭がしたり詰まりや水漏れの原因になったりするので、定期的な掃除が必要です。
ホースを抜いて、酸素系漂白剤でつけ置き洗いをするのがおすすめです。
④強制排水
洗濯中にどうしても排水ができなくなってしまった場合は、強制排水を行いましょう。強制排水の方法は、脱水運転だけを行う方法です。
1.排水ホースがしっかりとささっていることを確認
2.洗濯機の水栓を止める
3.脱水モードを選択
4.脱水運転
洗濯機内の水を強制的に排水する場合、必ず洗濯機用の水栓を止めているか確認しましょう。脱水だけを行い、強制的に排水させる方法なので、作業中に給水されないように注意が必要です。
⑤洗濯機のリセット
そもそも洗濯機の操作ができなくなってしまった場合は、強制終了を行いましょう。
取扱説明書に記載がある方法で洗濯機をリセット・初期化して、それでも改善しないときは、電源プラグを抜いてみてください。電源プラグを抜いて5秒以上待ってから、電源プラグを再度差し込んでみましょう。
ここまで試してみても改善しなければ、故障を疑うことができます。業者へ依頼して、点検・修理をしてもらいましょう。
自分で対処できない場合は業者に依頼しましょう
いろいろと対処法を試してみても、ドラム式洗濯機の詰まりが解消されず、排水出来なかった場合は修理業者へ依頼しましょう。修理業者への依頼は2パターンあります。
・メーカーへの依頼
・専門業者への依頼
一般的には、ドラム式洗濯機を購入した店舗やメーカーに依頼することが多いです。保証期間内であれば、無料で修理をしてもらえる可能性もあります。
しかし、古い洗濯機や国外メーカーのものなど、購入した店舗やメーカーに修理を断られてしまう場合もあります。そんなときは、プロの修理業者へ依頼するのもおすすめです。排水できない原因がドラム式洗濯機以外にある場合でも、修理を対応してもらえる場合があるので安心です。
まとめ
ドラム式洗濯機はとても便利で、使用している家庭も増えてきていますが、トラブルが起きてしまうことも少なくありません。特に排水のトラブルは、すぐにでも対処したいですよね。
排水トラブルは多くの場合は、排水口の詰まりや排水ホースや排水フィルターの汚れ・詰まりが原因です。
自分でできることを対処してみて、トラブルが解消されない場合は、メーカーや専門の修理業者へ依頼してみましょう。
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