ービルトインエアコンが冷房運転なのに冷えない!その原因と対処法ー
2024.5.24
最近では徐々に夏日が増え、冷房を使う機会も増えてきました。
そのなかで
「最近ビルトインエアコンの調子がおかしい」
「冷房運転にしているのにまったく冷えない」
といったお悩みをお持ちではありませんか?
ビルトインエアコンを冷房運転しているのに冷えないときは、原因としてフィルターの目詰まりや室外機の設置環境による問題が考えられます。
解消するためには掃除や環境整備が必要です。
今回はビルトインエアコンが冷えないなど、空調に異常がある場合の原因と、その対処方法について詳しくお伝えします。
ビルトインエアコンが冷えない原因は?
オフィスや店舗のほか、最近は個人のおうちでも活躍しているビルトインエアコン。
家庭用のエアコンと形状が異なり、内部にアクセスしにくい分、トラブル時の原因予測がしにくいかもしれません。
しかし根本的な原因は家庭用のエアコンとあまり変わらず、次のようなものが考えられます。
フィルターの目詰まり
まず考えられるのが、フィルターの目詰まりです。
空気の吐き出し口にあるフィルターは、空気中の汚れやほこりが蓄積しやすい部品です。
また飲食店など、湿気が多い場所や人の多く出入りする環境では、フィルター部へカビが発生していることも考えられます。
これらを放置するとフィルターの目が詰まり、空調が効きにくくなることがあります。
室外機の設置環境
室外機が設置されている環境も、屋内の空調に影響します。
室内のエアコンへ空気を送るための室外機ですが、ビルトインエアコンは複数の吐き出し口に対して室外機が一台の場合も多く、一ヵ所から大量の空気を吸い込みます。
しかしそこに荷物などの障害物があると、うまく空気を吸い込めず、動作の不調につながることが。
また、砂ボコリなどの汚れが室外機の内部に蓄積された場合も同様です。
そして室外機の設置場所が直射日光の当たる場合だった場合、吸い込む空気自体が熱くなっているため、冷やしきれずに空調の不具合へとつながっている場合もあります。
冷媒ガス漏れ・故障
エアコン内部に充填されている冷媒ガスが漏れると、冷房が効きにくくなります。
冷媒ガスの役割は室内の熱を吸収し、外に運び出すことです。
その冷媒ガスが機器の破損・劣化などで外に漏れ出してしまった場合、ガスの量が不足して「冷房運転なのに冷えない」と言った事象につながります。
冷えないときの対処方法
それでは、ビルトインエアコンを冷房運転させているのに冷えない場合、どのように対処すれば良いのでしょうか。
考えられる原因ごとにその対処法をご説明します。
フィルターの掃除
まずはフィルターを掃除してみましょう。
ビルトインエアコンも、一般的なエアコンと同様、表面パネルを外してすぐにあるフィルターは掃除が可能です。
取り外し、掃除機や水で濡らして固く絞った雑巾などを使って、ほこりや汚れを取り除きましょう。
カビがひどい場合、市販の漂白剤でつけ置き洗いするのも効果的です。
掃除の頻度は月一回程度が目安です。
しかし、動作環境や利用状況によってはさらに頻繁に掃除することをおすすめします。
室外機の掃除・環境整備
室外機自体と周辺を掃除し、設置環境を見直してみましょう。
室外機に砂ぼこりや汚れが蓄積している場合、ほうきで大まかな汚れを取り除いた後で、水で濡らして固く絞った雑巾などを使って拭き掃除します。
また室外機に直射日光が当たっていないか、空気の流れを阻害するものを周囲に置いていないかなど確認・対処しましょう。
エアコン自体の修理
フィルターや室外機の清掃を終えても改善しない場合、エアコン自体の故障が考えられます。
たとえば冷媒ガスの漏れが原因であれば、漏れている箇所の特定や修繕・ガスの充填が必要です。
しかし冷媒ガスの取り扱いには資格が必要であり、有資格者による対応が欠かせません。
またビルトインエアコンは主要な部品が壁面内に隠されていることもあり、個人での対応が難しく、メーカーや専門業者などへの相談が一般的です。
自分で対処するときの注意ポイント
ビルトインエアコンの異常を自分で対処する場合、自己判断での分解や、フィルター以外の内部清掃などは行わないようにしましょう。
家庭用のエアコンと違い、ビルトインエアコンの取り扱いには専門的な知識と技術力が必要です。
知識がないまま分解してしまうと、組み立てられず復旧が困難になる場合もあります。
また場合によっては、機器の故障や事故、そして怪我などのリスクにつながりかねません。
フィルターや室外機の掃除などを行っても問題が解消しなかったり、少しでも作業に不安が残ったりする場合は、メーカーやハウスクリーニング業者などのプロに相談しましょう。
まとめ
今回はビルトインエアコンが冷えないなど、異常が発生した場合の原因と、その対処法についてお伝えしました。
記事のポイントをまとめましょう。
- 冷房運転しても冷えないなど空調が効かない場合、フィルターの目詰まりや室外機の設置環境による問題が考えられる。
- フィルターの掃除や室外機の環境整備は個人でも可能。
- 異常動作の予防として定期的なメンテナンスや清掃の実施がおすすめ。
- フィルター掃除などをしても症状が改善しない場合、故障や機器内部に汚れが蓄積している可能性もあり、専門業者の対応が必要。
ビルトインエアコンでは特に、フィルター以外の清掃やメンテナンスには、専門的な知識や技術力が必要です。
分解など無理やり対処すると、事故や故障、怪我につながるリスクがあるため、絶対に避けましょう。
内部のメンテナンスや掃除はプロであるメーカーや、ハウスクリーニング業者に任せれば安心です。
また、定期的なクリーニングは、以降の不具合予防にもつながります。
こまめなメンテナンスおよびクリーニングを行い、快適な空調で夏を迎えましょう。
株式会社ハウスクリーンメンテナンスでは、ビルトインエアコンを含むエアコンや洗濯機クリーニングのプロフェッショナルです。
エアコン本体はもちろん室外機までキレイに仕上げる、完全分解清掃を承っています。
ビルトインエアコンのお掃除は、ぜひ当社へお任せください。
エアコン・洗濯機の 完全分解クリーニング は、ハウスクリーンメンテナンスにおまかせ
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