ービルトインエアコンは自分で掃除できる?|掃除方法と注意点ー
2024.3.29
天井埋め込み型のビルトインエアコン。設置したはいいけれど
「どうやって掃除すればいいんだろう?」
「そもそも自分で掃除をしてもいいのだろうか?」
とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
ビルトインエアコンは、フィルターやルーバー、前面パネルであれば自分で掃除できます。
ただしその他の部品は取り扱いが難しいため、エアコンのクリーニング専門業者へ相談することをおすすめします。
今回は、ビルトインエアコンを自分で掃除する方法や、その注意点をご紹介します。
ご自身で掃除をする時、または設置を検討する時の参考にしてみてください。
ビルトインエアコンを自分で掃除する方法
ビルトインエアコンは機器が天井の中に設置してあるため、掃除は基本的に、エアコン清掃業者へ依頼することになります。
しかし吹き出し口のルーバーやフィルターは、自分で掃除が可能です。
まずは汚れの原因と、掃除する方法をご説明します。
ビルトインエアコンで発生する汚れの原因
ビルトインエアコンの汚れ原因として、次のものが挙げられます。
【ホコリ、花粉】
生活する中で舞い上がったホコリや、季節によっては外部から持ち込まれた花粉が吸い込まれ、エアコン内に蓄積します。
油汚れやタバコのヤニなどと混ざることで、粘着質な汚れに変わり、エアコン内にとどまりやすくなってしまいます。
ホコリはどうしても発生してしまうので、蓄積する前に定期的な掃除を心がけましょう。
【タバコの煙・ヤニ、油】
室内で喫煙する習慣がある場合、その煙やヤニがエアコン内に付着し、汚れとして溜まっていきます。またキッチンの調理油や人の皮脂なども一緒に吸い込み、粘着室汚れとなりやすいです。
汚れを防止するには、タバコは屋外で吸う、調理中は換気扇も一緒に回すなどの対策が考えられます。
【カビ】
湿気や汚れを吸い込むことで、エアコン内にも発生しやすくなるのがカビです。
また、寒暖差による結露もその原因となります。カビの発生を防ぐためには、送風や換気などでこまめに庫内を乾燥させてやる必要があります。
ビルトインエアコンを自分で掃除する方法
それでは実際に、ビルトインエアコンを掃除する方法をご説明します。
ただし、取り扱い方法はメーカーや機種によって異なる部分もあるため、必ずお使いのエアコンの取扱説明書を確認してから作業にあたってください。
また、掃除前にマスクや手袋・雑巾・ゴーグルなどを装着しておきましょう。
- ブレーカーを落とし電源プラグを外す。
- 汚れが落ちてくることがあるため、エアコンの下に新聞紙などを敷いておく。
- 前面パネルを開け、内蔵フィルターを取り外す。
- 取り外したフィルターの汚れを掃除機で吸い取る。
- 汚れがひどい場合は、水やぬるま湯と中性洗剤でフィルターを洗う。
※ブラシなどでこすり洗いすると汚れも落ちやすいが、フィルターの伸びや破れに繋がるリスクがあるため、強くこすりすぎないよう注意する。 - フィルターを十分に乾燥させ、エアコンに設置する。
- 水で濡らして固く絞った雑巾で、ルーバー(風向き変更用の羽根)や前面パネルを拭く。汚れがひどい場合は、中性洗剤を薄めた液で掃除するのも効果的。
- 前面パネルブレーカーを復旧させ、1時間ほど送風運転して念入りに乾燥させる。
機種によってはフィルターの水洗いができないものもあるので注意しましょう。
ビルトインエアコンの掃除頻度
ビーストインエアコンの掃除頻度ですが、通常の家庭用エアコンと変わりません。
フィルターは月に一度程度掃除すると、汚れが蓄積されにくく、また空調の効率も保てるため節約にもつながります。
庫内の部品は構造が複雑だったり、組み立てに技術を要したりすることから、ご自宅で行うお掃除としては難易度が高めです。
そのため、エアコンクリーニングの専門業者へ依頼することが望ましいでしょう。
専門業者へ依頼する頻度は使用頻度や設置環境によって異なりますが、1年~2年に1度を目安にし、実施したときに次回のクリーニング時期を相談しておくのも手です。
また、エアコンが活躍する季節の直前は業者への依頼も多くなるため、早めの相談がおすすめです。
自分で掃除するときの注意点
ビルトインエアコンを自分で掃除する時は、次のポイントに注意しましょう。
必ずブレーカーを落とし電源プラグを抜いたうえで作業する
感電防止のため、作業前に必ずブレーカーを落として、電源プラグを抜きましょう。
また、必ず乾燥した手で作業してください。
内蔵部品は無理に掃除しない
内部のドレンポンプやファンなどのパーツは取り扱いが複雑で、エアコンの故障や思わぬ事故につながるリスクがあります。
取扱説明書をよく確認し、自己判断での作業は避けましょう。
また、少しでも違和感があれば、作業を中断してメーカーや専門業者に相談しましょう。
取り扱いが難しい部材については、自力での掃除はなく専門業者への依頼がおすすめです。
まとめ
今回は、ビルトインエアコンを自分で掃除する方法についてお伝えしました。
要点をまとめると、次の通りです。
ビルトインエアコンの清掃はフィルターやルーバー、前面パネルであれば自分でできる。
フィルターの掃除頻度は月1回、庫内の掃除は1年~2年に1回を目安にする。
取り扱いの難しい内部の掃除は専門業者への相談がおすすめ。
まだまだ一般家庭へは普及の少ないビルトインエアコンですが、自分で定期的に掃除することで空調を効果的に保てるだけでなく、エアコン自体を長持ちさせることができます。
ただし前述の通り、取り扱いが難しい内部の部品までご家庭で掃除することは、エアコンの故障や思わぬ怪我に繋がるリスクがあります。
内部の清掃は、エアコンクリーニングのプロである専門業者に相談すると良いでしょう。
株式会社ハウスクリーンメンテナンスでは、ビルトインエアコンを含むエアコンや洗濯機クリーニングのプロフェッショナルです。ご家庭では対応しにくい、エアコンや洗濯機の完全分解清掃をうけたまわっています。
ビルトインエアコンのお掃除は、ぜひ当社へお任せください。
エアコン・洗濯機の 完全分解クリーニング は、ハウスクリーンメンテナンスにおまかせ
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