ービルトインエアコンの電気代はいくらかかる?|節約方法もご紹介ー
2024.6.14
「ビルトインエアコンの電気代はどのくらい?」
「電気代を抑えるためにはどうしたらいい?」
ビルトインエアコンを使われている方、または導入を検討されている方は、このような疑問をお持ちかもしれません。
ビルトインエアコンの電気代は、機種やその設置環境にもよりますが、およそ次の通りです。
30坪~40坪程度の小規模オフィスで消費電力、14.0kWのビルトインエアコンを1日10時間稼働(電気料金は1kwh当たり27.5円として計算)した場合。
14.0kw×27.5円×10時間=3,850円/日
これを月20日営業とすると3,850円×20日=77,000円/月
この電気料金を節約するためには、稼働時の工夫と定期的な清掃が有効です。
今回は、ビルトインエアコンの電気代や、その節約方法をご紹介します。
ビルトインエアコンの電気代を知りたい方や、導入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ビルトインエアコンの電気代は?
ビルトインエアコンの電気代は、機種やその設置環境・利用状況によって大きく異なります。
例として、次のような条件で電気代を求めてみましょう。
【前提条件】
設置環境 一般的な小規模オフィス(約30坪〜40坪程度)
空調能力 5馬力
消費電力 14.0kW
電気料金 1kwh当たり27.5円
稼働時間 1日あたり10時間×1ヶ月20日(月200時間営業)
【計算式】
電気代=消費電力(kW)×電気料金×時間
14.0kw×27.5円×10時間=3,850円/1日あたり
よって1ヶ月あたりは
3,850円×20日=7万7000円 です。
ただし、先述の通り電気代は機種やその設置環境、利用状況によって大きく異なります。
また、電気供給会社によっては季節ごとに異なる料金プランやキャンペーンを設けていることもあるため、あくまで一例としてお考えください。
電気代の節約方法
空調の効率やパワーなどから考えると、利点も多いビルトインエアコンですが、やはり電気代は抑えたいもの。
続いて、ビルトインエアコンの電気代を節約する方法をご紹介します。
設定温度を調整する
一般的にエアコンの温度設定は、冷房は28°c、暖房は20°cで節電効果があるとされています。
ビルトインエアコンも例外ではなく、前述の温度を設定すれば節電効果が期待できます。
ただし夏場は熱中症のリスクもあるため、無理に節電を意識しすぎず、体調に合わせて温度を調整しましょう。
風量は「自動」に設定
実は、空調の風量は「自動」に設定しておくと節電効果が得られます。
「その都度切り替えた方が良いのでは?」と考えられる方もいらっしゃいますが、手動での切り替えは効率が悪くおすすめできません。
手動で切り替えた際、一度気温に近づいた室温を調整しようとハイパワーで稼働するため、逆に電気を消費してしまう場合も。
あらかじめ風量を「自動」に設定しておけば、エアコンが最適な風量を判断するため、無駄がありません。
扇風機やサーキュレーターの併用
エアコンだけでもある程度は空気の向きを調整できますが、扇風機やサーキュレーターを一緒に使うことで、さらに電気代を節約できます。
扇風機やサーキュレーターには、ビルトインエアコンから吐き出された空気をかき混ぜる効果があります。
室内の温度を素早く均等にしてくれるため、効率的にお部屋の温度を調節できるのです。
節約には定期的なお手入れが有効
ビルトインエアコンの電気代を節約するには、定期的なお手入れも肝心です。
エアコン内に汚れやカビが蓄積されると、空調性能が低下して無駄なエネルギーを要してしまいます。
そうならないためにも、次にご紹介する「自分でできるお手入れ方法」の定期的な実施をおすすめします。
【フィルターの掃除】
前面パネルを外してすぐにあるフィルターは、ゴミやホコリ・カビなどが蓄積しやすく、空調の効きや衛生面に影響します。
月一回程度を目安に掃除をしましょう。
まずフィルターを引き出して、掃除機やブラシなどでフィルターに蓄積されたホコリやゴミを取り除きます。
こびりついたカビなどには水洗いや漂白剤の使用も有効ですが、機種によっては水洗いはできないタイプもあるため、あらかじめメーカーの取り扱い説明書を確認しましょう。
掃除後は必ずしっかりと乾燥させ、エアコンに戻した後も送風運転をして、カビの繁殖を防ぎましょう。
【室外機の設置環境】
室外機が直射日光に当たっていたり、周囲に物が置いてあり空気の循環が滞ったりしても、空調機能が低下します。
室外機にカバーを設ける、室外機周辺を片付ける、といった設置環境の対策を行いましょう。
また、落ち葉などが蓄積している場合は空気の循環を邪魔している可能性があります。
こまめに掃除をして、できるだけ室外機周りに物やゴミがない状態を保ちましょう。
年に一度は機内の分解清掃を
このように、ビルトインエアコンのフィルターや室外機周辺は、自分でも掃除可能です。
しかしエアコン内部の清掃は、構造が複雑で専門的な知識と技術が必要になるため、必ずプロのクリーニング業者へ依頼しましょう。
広い室内の温度を調整してくれるビルトインエアコンの内部は、どうしてもホコリやカビが蓄積しがちです。
年一回程度エアコン内部の汚れを徹底的に取り除く「分解清掃」をすることで、空調効率アップによる節電はもちろん、機器の寿命を長持ちさせる効果も期待できます。
まとめ
以上、ビルトインエアコンの電気代について、その目安や節約方法をご紹介しました。
今回のポイントをまとめると、次の通りです。
- ビルトインエアコンの電気代は、設置環境や利用状況による変動が大きい。
- ビルトインエアコンの電気代を節約するためには、次の手段が有効。
・温度・風量の設定
・扇風機やサーキュレーターの併用
・定期的なお手入れ - 特に、プロによるビルトインエアコン内部の分解清掃は、空調効率アップによる節電効果と機器寿命の延長が期待できる。
せっかく性能の良いビルトインエアコン使うのであれば、電気代を抑えてコストパフォーマンスも向上させたいものです。
定期的なお掃除、特にプロによる内部の清掃で、電気代を抑えながら快適な空間を築きましょう。
株式会社ハウスクリーンメンテナンスでは、ビルトインエアコンを含むエアコンや洗濯機クリーニングのプロフェッショナルです。
エアコンの性能や空調効率を適切に保つ「完全分解清掃」を承っています。
ビルトインエアコンのお掃除は、ぜひ当社へお任せください。
エアコン・洗濯機の 完全分解クリーニング は、ハウスクリーンメンテナンスにおまかせ
- 会社名
- 株式会社ハウスクリーンメンテナンス
- 住所
- 〒338-0835 埼玉県さいたま市桜区道場709-1 アステックビル2階
- TEL
- 048-799-2019
- 営業時間
- 9:00~20:00
- 定休日
- 不定休