ーエアコンのメンテナンスを自分でやる方法|頻度と注意ポイントー
2024.4.26
暖かくなり、徐々にですが夏日も増えてきました。なかには「つい先月までエアコンで暖房を使用していたのに…」という方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、連続してエアコンを使用していると、メンテナンスを忘れてしまいがちです。
今回は、エアコンのメンテナンスを自分でやる方法について解説します。
結論からお伝えすると、自分でできるメンテナンスの方法は
- フィルターを掃除機やブラシで掃除する
- 室外機周りを清掃・お手入れする
- 本体の異常や、動作を点検する
となります。
エアコンの効率を最大に保つためにも、ご自宅のエアコンをメンテナンスされる際は、ぜひ参考にしてみてください。
エアコンのメンテナンスを自分でやるには?
エアコンはこまめにメンテナンスをすることで、エアコンの寿命を長持ちさせ、熱効率も上がって省エネ効果が得られます。まずは自分でできるメンテナンスを行ってみましょう。
自分でできるエアコンのメンテナンス方法
【フィルター、吹き出し口などの掃除】
フィルターと吹き出し口は、エアコンの中でも特にホコリの付着しやすい部品です。
自動掃除機能が搭載された機種もありますが、細かな汚れやダストボックスの清掃は定期的に対応が必要です。
掃除方法は以下のとおりです。
- エアコンのフロントカバーを外し、フィルターを引き出す。
- ダストボックスがある場合は、中のホコリを捨てる。
- フィルターの汚れ・ホコリを掃除機やブラシなどで清掃する。
- 水で濡らし、硬く絞った布で吹き出し口と、風向き変更用のハネを拭き掃除する。
- フィルターをエアコンに戻しフロントパネルを閉じる。
- 1時間ほど送風運転をして部品を十分に乾かす。
汚れがひどい場合は、3の工程で、フィルターを水かぬるま湯で洗います。
このとき、フィルターの伸び・破れを防ぐため、フィルターを強く押さないようにしましょう。
【室外機のお手入れ】
室外機周りは、異常があっても気づかれにくく、見落とされがちです。
しかしここも、しっかりお手入れをしていないと落ち葉などのゴミや汚れが蓄積し、エアコンの効率低下や故障につながってしまいます。
室外機のお手入れ方法は次のとおりです。
- 周辺の落ち葉やゴミを、ほうきなどで清掃する。
- 室外機に付着した砂ホコリを、水で濡らし、硬く絞った布で拭き取る。
- ドレンホースに汚れが詰まっていないかチェックし、詰まっているなら取り除く。
ドレンホースの詰まりは、エアコンの風が悪臭になってしまう原因の一つです。
虫や雑菌が発生する可能性もあるため、詰まっていたらすぐに取り除きましょう。
【本体・動作の点検】
最後に、エアコン本体と動作の点検を行います。
外観や動作に異常がないかを確認し、ある場合は使用を控えましょう。
エアコンを「冷房」で10分ほど運転させ、次の事項をチェックします。
- 風が冷たくなっているか
- 本体から異音や悪臭がないか
冷房設定になっているにもかかわらず、出てくる風が冷たくならないときは、部品の異常や冷媒ガス漏れの可能性が考えられます。
また異音や悪臭がある場合は、内部に汚れやカビが蓄積されていることも。
これらの異常が見られたら、販売店や修理業者・専門のクリーニング業者へ相談しましょう。
特に、冷媒ガスはエアコンの調整に欠かせない物質です。症状が現れたら早めに相談しましょう。
メンテナンスを行う頻度:月に一回が目安
定期的に行いたいエアコンのメンテナンスですが、頻度としては月一回程度が目安です。
ハイシーズンや、24時間つけっぱなしなど、稼働時間が長い場合は月二回の実施が望ましいです。
また、あまり使用しないお部屋のエアコンやシーズンオフであっても、使用する前に一度はメンテナンスを行いましょう。
コンスタントにメンテナンスすることで、不具合があった場合も、早期に発見・対処しやすくなります。
エアコンをメンテナンスする際に注意するポイント
自分でできるエアコンのメンテナンス方法をご紹介しましたが、注意点もあります。
まず、メンテナンス中にエアコンの異常を感じたら、自分で対処せず購入したお店や修理業者に相談しましょう。
特に運転中、異音がする場合は内部に異物があるか、部品が外れかかっている可能性があります。解消されるまでは、使用を中止した方が安全です。
同じく、エアコン内部の点検や清掃も、専門業者に依頼しましょう。
内部の汚れは放置すると、カビ胞子の拡散やハウスダストの原因になりかねません。専門業者であれば、自分では洗浄が難しい内部も、分解してすみずみまで洗浄してくれます。
これらの作業を無理に自分で行うと、メーカー保証の対象外になる可能性や、思わぬ事故やケガに発展するリスクがあります。
無理に手を出すのではなく、専門家へ相談してみましょう。
まとめ
今回は、エアコンのメンテナンスを自分でやる方法についてお伝えしました。
改めてこの記事のポイントをまとめると、次のとおりです。
- 自分でできるメンテナンス方法は、フィルターや室外機周りの掃除、本体や動作の点検など。
- メンテナンスは月に一回程度、定期的に実施する。
- エアコン内部は、触ると事故やケガにつながるリスクがあり、無理に触らない。
カビの発生しやすいエアコン内部の洗浄を行うと、さらにベストコンディションを保ちやすくなります。ただし、エアコン内部の清掃は手間も時間もかかるうえ、事故やケガにつながるリスクがあります。エアコン内部の清掃は、必要に応じて、エアコンクリーニングの専門業者へ相談してみましょう。
本格的に冷房機能を使用する前に、ぜひメンテナンスを行い、キレイな空気で夏を迎えましょう。
株式会社ハウスクリーンメンテナンスでは、クリーニングのプロフェッショナルとして、エアコンや洗濯機の完全分解洗浄をうけたまわっています。ご家庭では対応しにくい、エアコンや洗濯機のお掃除は、ぜひ当社へお任せください。
エアコン・洗濯機の 完全分解クリーニング は、ハウスクリーンメンテナンスにおまかせ
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